投稿日:2007-11-06 Tue
りーぱの安藤です。 初心を忘れず、さらに成長させていくために。
2005年度、なごやボランティア・NPOセンター発行の情報誌「ぼらんぽ」に連載させていただいていた「作業所立ち上げ奔走記」を、ほぼ当時の文章のままで転載しています。
※ 名称、年月日などは当時のままですのでご了承下さい。
※ 記事中の「設立趣旨書」は、ぼらんぽ掲載時ルビつきで掲載していただきましたが、このブログではルビなしになっています。
■作業所立ち上げ奔走記(8)
特定非営利活動法人りーぱ(申請中) 安藤 拓生
今回は、“和工房TAN・KEI”を運営する“特定非営利活動法人りーぱ(設立認証申請中)”の設立趣旨書をご紹介します。
1 趣 旨(なぜ、「りーぱ」を作るの?)
どんな人でも、「地域の中で楽しく働いて、安心して暮らしていきたい」という願いをもっています。それは何歳になっても、障害があってもなくても、誰でも一緒です。
私たちは、どんな人でもひとりひとりが「私の仕事や生活をどうしたらいいんだろう?」と悩んで、自分の生き方を自分で選んでこそ、「人生の主役」になれると考えています。そのためには、一緒に考えてお互いに助けあえる「仲間」や、ひとりひとりの想いが大切にされる「社会」、必要な時や困った時に助けてくれる「サービス」も必要です。また、地域の中で生活していくための「お金(給料や年金など)」も必要です。
でも、障害や病気などがあるために、会社やお店などの一般企業で働くことが苦手な人・難しい人たちもたくさんいます。せっかく一生懸命働いているのに、施設や作業所の利用者として給料よりも高い利用料を払わなければならない人もいます。障害や病気などのために、自分のやりたいことがなかなかできない人もたくさんいます。
私たちは、どんな人でも「人生の主役」になれる社会を創っていくはじめの一歩として、障害のある人もスタッフとしていきいきと楽しく働き、充分な給料をもらえる「仕事の場所」を作るとともに、安心して地域で生活するために必要な「場所」や「サービス」も作っていきます。
また、どんな人でも安心してあたりまえに暮らしていけるように、名古屋市天白区を拠点に、誰でも参加できる「まちづくり」の活動をしていきます。いろいろな人が一緒にまちづくりをしながらお互いを知りあって、助けあえる地域をめざします。
障害のある人をはじめとしたすべての人の「働く権利」や「生活する権利」を守り、ひとりひとりの「想い」や「個性(その人らしさ)」が大切にされる社会を作っていくために、私たちは 特定非営利活動法人りーぱをつくります。
この設立趣旨書は、単なる法人設立認証申請のための必要書類としてではなく、私たちの原点として、設立準備会のメンバーが何回も相談を重ねて作成しました。そのため、できるだけ多くの方に読んでいただけるように、定款同様、わかりやすい文章・ルビつきで作成してあります。
今後、活動をしていく中で迷いがあった時には、この原点に立ち返っていきたいと思います。
(なごやボランティア・NPOセンター発行「ぼらんぽ」2006年1月発行分に掲載)
……(9)に続きます。
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